症状別カイロプラクティック治療
Treatment
症状別カイロプラクティック治療
スポーツのための治療
スポーツのための治療
カイロプラクティックは病気の治療のほか、スポーツにおける障害においてもその真価を発揮します。個々の種目により特定の箇所に負荷が生じるスポーツ障害には特殊な治療が必要となります。

カイロプラクティックの生まれた米国ではプロスポーツ選手の健康管理のために必ずと言っていいほどカイロプラクティック治療が行われています。

肩関節

肩関節の主なスポーツ障害に外傷性の「肩腱板炎」があります。これは、肩を回す動きを繰り返すうちに、肩周りの腱や靭帯がこすれて、腫れを起こすものです。野球での投球、水泳のクロール、テニスのサーブといった動きで多く発症し、一度痛み出すと完治するまでにかなりの時間がかかる場合もあります。
その他には、「肩関節脱臼」があります。一方向から強い力が加わり、靭帯の強度を超えたときに、関節面が、ずれたり、外れたりしてしまいます。
身体がぶつかり合うラグビーや柔道といった激しいスポーツだけではなく、スキーやスノーボードでも転倒時に脱臼してしまうことがあります。肩関節は他の関節よりも脱臼しやすく、一度治した後でもくせになり何度も繰り返すようになってしまうこともあり、その予防のためには、肩周りの筋力強化が必要となります。
治療
肩腱板炎に関しては何より安静にすることが一番です。特に腕を高く挙げるような動作は禁物です。

カイロプラクティック治療としては、肩関節を構成する肩甲骨、上腕骨、鎖骨にわずかでも歪みが生じていないか詳しく検査し、これらを適切な位置に修正していきます。また回復を促すようなご自身で出来る運動療法などのご指導もいたします。

足関節

足を使わずにするスポーツはほとんどない中で、足首(足関節)はどのスポーツにおいても重要な部分です。それだけにケガも多く、走ったりボールなどを蹴ったりして足を捻ってしまう捻挫は足首のけがで一番多いものです。
捻られることで関節の動きを制限している靱帯が引き伸ばされ緩んでしまい、足首の関節にズレが生じてしまいます。この他に、足首が曲がった状態で負荷のかかることの多いスポーツ(フットボール・サッカー・アメフトなど)時にはその負荷により足首にフットボーラーズアンクルなどズレが生じることがあります。
また、きつめの靴を履いたまま走り続けたりすると、靴による圧迫から起こるアキレス腱滑液包炎などが足首の障害としてあげられます。
治療
上記にあげた障害のほとんどは関節のズレによるものです。骨折や靱帯断裂などがない限り、ずれた関節を元に戻すことで靱帯などへの負担をなくし、足首を正常に機能させるようにします。

当センターでは急性・慢性に合わせて冷却、温熱療法をした後、足首のズレを戻し、固定することで足首を正常な位置に安定させます。また、足首のズレは脚全体のズレからも起こると考えられるため、つけ根である骨盤(股関節)など体全体のバランスもみて調整をはかります。