症状別カイロプラクティック治療
Treatment
症状別カイロプラクティック治療
妊娠・出産のための治療
妊娠・出産のための治療
妊娠と出産はごく普通の出来事と見なされがちですが、これは本来母子ともに生命にかかわる日々連続して変化する現象です。

特に出産時は赤ちゃんが命の危険にさらされることも珍しくありません。その原因には胎盤やへその緒の異状のほか産道の異状があります。

カイロプラクティックでは妊娠中、母体のホルモン・自律神経系に働きかけて胎児の成長を良好に保ち、また骨格、特に骨盤の状態を良好にすることで出産時の母体と赤ちゃんへの負担を最小限に保ちます。
その他当センターでは、妊娠中の胎児の成長を促す栄養指導や産後の体型の回復も含めたトータルな治療を専門とし、その経験は他が追随できない20年以上の実績です。

カイロプラクティックの本場アメリカ合衆国のいくつかの州では、カイロプラクターが出産を担当することもあり妊娠から出産も専門とするドクターです。

妊娠しやすくするための治療

妊娠を希望しているのにもかかわらず、なかなか妊娠できない女性も多く深刻な悩みの種となっています。一般的には通常の夫婦生活があって2年以内に妊娠しないものを不妊症といいます。比率としては約1割のご夫婦が不妊症と言われています。

不妊症の原因には卵管閉塞、月経不順、子宮内膜症、ホルモンバランスの崩れによる卵子生育不良など多くのものがあり、婦人科でも難しい問題とされています。
また見落とされがちですが、男性の側に原因があるケースも約3割あり、場合によっては女性だけでなく夫婦双方の治療を必要とします。その他原因が分からない不妊が約2割ありこれらは自律神経の異状などが原因だと考えられています。
治療
カイロプラクティックはもともと月経困難症(月経痛)や月経不順など婦人科系の疾患に絶大な効果が期待できます。その訳はカイロプラクティック治療、特に骨盤調整が直接骨盤内にある子宮、卵巣の血行を促進することが出来るからです。その他、頭蓋調整などにより脳内にあるホルモン中枢に働きかけて妊娠しやすい環境を整えます。 

また、卵管閉塞は選択的卵管造影検査やマイクロサージャリーなどの婦人科での治療を必要とします。一方、カイロプラクティックでは卵管閉塞以外のもの全てに対応いたします。以上のようなことから生まれてくる赤ちゃんの為にも万全な体づくりを進めます。

妊娠初期治療(0~15週目まで)

妊娠初期では母体に様々な変化が起こります。これは一般的には「妊娠初期症状」と言われていて、身体のホルモンバランスが大きく変化することにより起こると考えられています。そのようなことから受精卵が着床するときにほんの少量の出血を起こすこともあります。

実際に妊娠状態に入るのは妊娠3週目からで、初期症状として母体が認識するのは妊娠4週目からと言われています。
妊娠初期には眠気が増したり、下痢や便秘などを起こしたりします。代表的な症状は「つわり」で、妊娠した女性の約8割が経験すると言われています。しかし、「つわり」が起きる原因についてはいまだはっきりとされていません。
妊娠するとホルモンバランスが変化しやすく、自律神経が不安定になりその影響で「つわり」が起こる、妊娠初期では母体もまだ完全ではなく、胎児を異物と考えてしまいアレルギー反応を起こしているなど色々な理由が挙げられています。また、出産に対する不安感や家庭環境などのストレスも大きく関わっています。

「つわり」の主な症状としては、胃のムカつきや嘔吐感、頭痛や微熱、またにおいにも非常に敏感になってしまい妊娠前にはなんともなかったにおいでも気持ちが悪くなったりします。
治療
妊娠初期においてはホルモンバランスが非常に変化しやすく様々な妊娠初期症状につながってきます。カイロプラクティック治療を施すことにより自律神経の機能を高めて、適切なホルモンバランスの調節を図ります。
同時に必要であれば食事指導も行なっていき、妊娠や出産に対する不安やストレスを取り除いて身体をより良い方向へ導いていきます。