3D診断臨床例
3D image analysis
3D診断臨床例
3D診断臨床例
5.
脊柱後弯・側弯症、頚部痛、両足関節症
山本沙良(仮名) 様
8 歳
小学生
山本沙良(仮名) 様
8 歳
小学生
坐った姿勢が悪くいつもどちらかに倒れて、体をくねらせてしまう。また字を書くとき顔を極端にかしげてしまう。また水泳では真っ直ぐに泳げずコースロープに体を擦ってしまうことが多く、格闘技で回し蹴りすると身体の軸が激しくずれてしまう。
また、最近になって首の痛みを訴えるようになる。両足首がボキボキ音がして痛みが出てくるなどの症状を訴えて来院された。

検査の結果、体のバランスが崩れて3か所の椎骨のゆがみから側弯症がみられた。側位では側弯症が強く表れていた。3D(Three Dimensionsk※)検査でも図のように体の正中線(後頭部中心点・両肩の中心点・骨盤の中心点を垂直に通る線)がずれていた。そのために頚部の痛みが出てきたと推測した。全体的には、体の筋肉の緊張が強く認められた。

5日間の集中治療で骨盤が安定し脊柱の正中線が整い環椎に付着する硬膜が弛緩して、骨格・筋肉系がよくなり、神経・内分泌系が活発に働きだして、体全体の筋肉が和らぎ体が軽くなってきた。そこで間隔をあけて2度チェックしたところ机で字を書くとき首をかしげる癖がなくなり、首や腰の不快感を口にしていたが、それもすっかりなくなった。今では好きな格闘技も思うようにできるようになり続けている。 子供は、局部的に痛い箇所がないとうまく訴えることができないのでお母さんからの情報が重要になることを改めて感じた。
全身治療前
全身治療後
部分治療前
部分治療後
筋肉前面治療前
筋肉前面治療後
姿勢評価
治療前
治療後