3D診断臨床例
3D image analysis
3D診断臨床例
3D診断臨床例
6.
頚部痛・脊柱側弯症
若林憲人 様
13 歳
小学生
若林憲人 様
13 歳
小学生
ある日、首が突然左に曲がらなくなり、親御さんと一緒に来院された。お母さん曰く「憲人は、このところサッカーに夢中になって無理し過ぎたのではないかと思いますよ」ということであった。
元々脊柱側湾症が強く出ていたお子さんであったが、治療でかなり回復していた矢先の負傷であった。

検査の結果、体全体が右に側弯していたが、頚椎は逆に右側にずれていた。また腰椎もサッカーで無理したのか左側に傾いていた。その状態が3D (Three Dimensionsk※)検査でも図のように体の正中線(後頭部中心点・両肩の中心点・骨盤の中心点を垂直に通る線)からズレていたことが分かった。そのために頚部の痛みが強く出たのではないかと推測される。全体的には、体の筋肉の緊張が著しく認められた。

5日間の集中治療で骨盤と脊柱を治療して安定を図ったところ、頚椎部の筋肉群が緩みだして、頚部の椎骨のゆがみをアジャスト(調整)することができた。
本人は初めは少し痛がったが治療後はすっかり良くなり、痛みをあまり訴えなくなった。3日で痛みが消失し、2日で筋肉の緊張もなくなった。後は、間隔をあけて2度チェックして終了した。成長期は、早めの治療をすると大人と違い治りが早いことが実証された臨床例である。
全身治療前
全身治療後
部分治療前
部分治療後
筋肉前面治療前
筋肉前面治療後
筋肉後面治療前
筋肉後面治療後
姿勢評価
治療前
治療後